マンマリアの素材へのこだわり
マンマリアの素材へのこだわりは、品質管理(工程)以前にさかのぼります。
ドライハーブのほとんどは海外からの輸入に頼っています。問題は、輸入したばかりのドライハーブの管理システムです。せっかく新鮮なうちに乾燥させたハーブを港倉庫で湿気や害虫を寄せ付けているようでは、オーガニックや無農薬などをうたっている茶葉でも意味がなくなってしまいます。その理由は、害虫駆除のために行なう処理に問題があるからです。
マンマリアでは害虫駆除に薬品を使いません。何よりも、害虫を寄せ付ける前に大自然のなかで自然乾燥をさせています。だから、安心なのです。これも、小さなハーブ農園だからこそできる方法なのです。
生産工程よりも保存状態がもっとも大切です。大自然のなかで大切に保存しています。
国内最高の生産工場で作れたハーブティーであっても、茶葉の素材が悪ければだいなしです。また、企業が同じ生産工場に依頼しているので、味も香りも似かよってしまうのが残念です。スーパーで気軽に買えるハーブティーやデパートやセレクトショップで購入できるハーブティーの味や香りが似ているのはそんな理由からなのです。
「オーガニックや無農薬って?」 そんなお問合せを多くいただきます。
そこで、こんなご説明をしております。
マンマリアの商品はJASマークがついているものはありません。理由は簡単です。JASマークのシールを貼るためにどれほどの費用がかかるか。ここに着目しました。ひらたく言えばJASシールを貼るために莫大な費用がかかる。それであればその費用をコスト削減にあてて商品を安く提供できないかと考えたわけです。こうしたマンマリアのような考え方で販売しているハーブショップも多くあります。唯一違うのは農園と食品工場で丁寧に袋詰めして新鮮なうちにお届けしている点です。驚くかもしれませんが、意外にも食品工場で製造されていないハーブがほとんどです。 皆さまもご経験があると思いますがコーヒー豆の袋を開封した芳醇な香りや日本茶屋の前を通るだけで上品な香りが漂ってくる……西洋ハーブも同じです。
繰り返しますが、ご注文いただいてからハーブ農園と食品衛生上下で一つひとつ丁寧に袋詰めしてお届けする。長くても5日以内にパックされてものをお届けしているからこそ香りが最大限に、そして渋みは最小限に抑えることが出来ているのです。
1有機栽培(オーガニック)
2無農薬
3減農薬
4低農薬
過去、店頭で上記のような表示をみかけていましたが、平成11年度よりJAS法の認証制度を受けたもの以外はこうした表示ができなくなりました。2は平成16年度から農水省のガイドラインにより、「特別栽培」という表示に統一されています。そして、有機栽培に関してお話しますと、指定された天然系農薬を使われているケースが多いのです。また、無農薬栽培は農薬を一切使用しない栽培方法ですが、化学肥料を使うことは認められているのです。いずれにせよ、有機栽培は第三者チェックがあってはじめて消費者へ流通していくものだと言えます。
弊社のハーブは1〜6であっても国の認定工場ではないため、JASマーク、番号を表示する事ができません。昨今のネット販売の小売店や販売店はバックヤードなどで加工しただけなのにこうしたマークをコピーしているケースが多くなっています。加工場でもなければ認定工場ですらありません。本当に悲しい事ですね。